『“さちなび”に込めた想い ~自分らしい幸せな働き方を目指して~』
こんにちは。株式会社さちなびの吉田です。
今日は、私が「さちなび」を立ち上げた理由と、日々どんな想いでこの事業所を運営しているのかをお話しさせてください。
■「もっと自分らしく支援したい」その願いから始まった
福祉の現場では、本当に多くの学びと経験をさせていただきました。
今でも尊敬する上司や先輩方から支援の在り方を学び、それが今の私の土台になっています。
ただその中で、制度や時間の制限により、想いが利用者さんに届きづらいと感じることもありました。
「支援者が頑張っているのに、相手の変化や学びにつながっていない」――そんな歯がゆさを感じる場面もありました。
だからこそ、「もっと自分らしく、もっと届く支援を実現したい」。
その想いから、“さちなび”を立ち上げる決意をしました。
■“嫌だな”と思う気持ちに、小さく反発する勇気
さちなびで大切にしていることの一つに、「ほんの少しだけ背伸びをする」という考え方があります。
「やりたくないな」「自信がないな」と思う気持ちに、少しだけ反発してみる。
その奥には、「本当は自分だってできる」と知っている“心の声”があると、私たちは信じています。
だからこそ、「無理なく挑戦できる」環境を整えることを、日々心がけています。
■「できた!」という小さな自信を積み重ねていく
ある利用者さんは、最初は清掃業務で「これはできません」と言っていました。
でも今では、誰よりも丁寧に仕事に取り組んでくれています。
小さな「できた!」の積み重ねが、自信になり、働く喜びへとつながっていく。
その過程をそばで見られることが、私たちにとっての喜びでもあります。
■「自分らしい幸せな働き方」とは
私たちが掲げるビジョンの一つが、「自分らしい幸せな働き方の実現」です。
それは、決して“楽な働き方”ではありません。
むしろ、「嫌だな」と思う気持ちに少しだけ抗いながら、「やってみたらできた!」「ありがとうと言われた!」という成功体験を重ねていく働き方です。
“心地よさ”よりも、“少し背伸びしたら届く”という感覚。
それこそが、人の成長を促し、自信につながると信じています。
■日々、大切にしていること
さちなびでは、出勤率や仕事への姿勢をとても大切にしています。
スキルや結果よりも、まず「続けること」「向き合うこと」が、人生を前に進める力になると考えているからです。
そして私たちは、「今できることを一つずつ全力で行い、自他の幸せを想造する」という行動指針のもと、
“ありがとう”と言われる支援・仕事人を目指しています。