“障害があっても、自分らしく生きる”という言葉の重み
本日、三角山放送局の番組に出演させていただきました。
パーソナリティは、新田郷子さん。
穏やかな声と真摯なまなざしで、私の言葉を丁寧にすくい上げてくださいました。
実は、スタジオへ向かう道中、心のどこかで少しだけ迷っていたんです。
「何を話せばいいんだろう」
「誰に届くんだろう」
そんな不安が、胸の奥に静かに広がっていました。
けれど、マイクの前に座った瞬間、新田さんのひと言が、私の迷いをすっとほどいてくれたんです。
「あなたが今、本当に伝えたいことって、何ですか?」
そう問われたとき、自分でも驚くほど自然に出てきた言葉が、これでした。
あなたや、あなたの大切な人が
障害があっても――
自分らしく、生き生きと、社会の中で活躍できたら。
そんな未来を、想像したことはありませんか?
きっと、ありますよね。
でも現実には、ふと立ち止まってしまう瞬間がある。
「自分の役割って何だろう?」
「幸せに働くって、どういうことだろう?」
そんな問いに、心が迷子になることだってあるはずです。
私たち《就労継続支援A型 さちなび》は、
その“問い”とともに歩く場所です。
必要な支援を受けながら、自分らしく、幸せに働ける環境を整えています。
できなかったことが、少しずつ、できるようになる。
その小さな変化が、自信に変わり、やがて“誇り”へと育っていく。
私たちは、そんな瞬間を何度も見てきました。
そして今も、一般就労を目指して頑張っている仲間たちが、
「次はあなたの番だよ」と、そっと手を差し伸べてくれています。
障害があっても、自分らしく働きたい。
いつか、一般企業で挑戦したい。
経済的に自立し、自分の人生を自分の手で歩いていきたい。
そう思ったあなたへ。
どうか、「さちなび」と検索してみてください。
あなたの一歩を、私たちが全力でサポートします。
最後に──
心からの感謝を伝えたい方がいます。
温かく迎えてくださった新田郷子さん。
そして、番組制作を支えてくださった三角山放送局のすべてのスタッフの皆さま。
あなた方の“聴く力”があったからこそ、
私の声は“言葉”となり、想いとして届くものになりました。
本当に、ありがとうございました。