🏛️ 保護者が押さえておきたい制度

🌱 この先どうなってしまうんだろう？「制度を知ること」は安心への第一歩です。

お子さんの将来を考えるとき、多くの保護者の方が感じるのは、
「この先、どんな支援を受けられるのか分からない」という不安です。

でも、国や自治体には、障がいのある方の**“働く”“暮らす”“学ぶ”**を支える制度が整っています。
まずは、仕組みを知ることから一歩ずつ始めましょう。

🧾 1. 就労を支える福祉サービス制度

🏢 就労継続支援A型

雇用契約を結び、最低賃金以上の給与をもらいながら働くことができる制度。
支援員が職場に常駐し、体調面・作業面のフォローを行うため、安心して働く練習ができます。

🧩 就労継続支援B型

作業時間や内容を柔軟に調整でき、工賃（作業報酬）を得ながら無理なく働く制度。
体調やリズムを整える段階にある方にも適しています。

🚀 就労移行支援

一般就労を目指す方に向けた支援。
ビジネスマナーや面接練習などを行い、企業就職へのステップアップをサポートします。

🩺 2. 生活と医療を支える制度

💳 自立支援医療制度

精神科通院・服薬などにかかる医療費の自己負担を軽減。
継続的な通院治療が必要な方にとって、経済的な安心につながります。

📘 障害者手帳制度

身体・知的・精神の3種があり、等級に応じてさまざまな支援を受けられます。
税金の控除、交通機関の割引、福祉サービス利用の際の根拠としても重要です。

🏠 障害基礎年金

障害の程度に応じて、生活の安定を目的に支給される年金。
就労と併用することも可能で、長期的な生活設計の支えになります。

💰 3. 知っておきたい助成金・給付制度

• 地域生活支援事業：各自治体で行う「通勤支援」「生活サポート」「移動支援」など

• 職業訓練受講給付金：スキルアップを目的とした職業訓練受講時に支給

• 企業向け障害者雇用助成金：障害者雇用を促進する企業を支援することで、雇用の場を広げる制度

これらは個人・企業・自治体が連携して「働く力」を育てる仕組みです。

🤝 4. 保護者ができるサポート

• 制度を“本人まかせ”にせず、早めに相談機関とつながる

• 年度ごとの手帳・区分・医療の更新時期をチェック

• 利用先（A型・B型・移行支援など）の見学・比較を行う

これらを行うことで、お子さんの進路選択に余裕が生まれ、支援が途切れにくくなります。

🏡 さちなびでは

株式会社さちなびでは、
就労支援と合わせて制度の活用や手続き面のフォローも行っています。

• 家族向けの個別相談

• 将来設計に合わせた支援計画づくり

「制度が難しくて分からない…」という段階からでも大丈夫。
一緒に、安心できる未来を整理していきましょう。