“うちの子の強み”を言語化するための家庭内インタビュー術
「うちの子の良いところは分かるけど、言葉にすると出てこない」
「支援者に聞かれても、うまく説明できない」
そんな悩み、すごく多いです。
でも大丈夫。強みって、最初から“立派な言葉”で言えなくてOKです。
家庭での何気ない会話から、少しずつ“言語化”できます。
今日は、親子関係を壊さずにできる 家庭内インタビュー術 を紹介します。
😣 強みが言葉にならない理由は「当たり前すぎる」から
家族にとっての“できること”は、毎日見ているからこそ当たり前になりやすいです。
いつも手伝ってくれる
ルールを守ろうとする
優しい
こだわりがある
真面目
でも、こうした“当たり前”こそが強みの原石。
まずは「すごい強みを見つける」ではなく、
普段の行動を拾うことから始めましょう。
🤝 インタビューの前に決める「3つのルール」
家庭内で強みを聞き出すコツは、聞き方より 場づくり です。
①🫧 正解を探さない
「ちゃんと答えて」ではなく
「思いつく範囲でいいよ」にする。
②🧊 評価しない(すぐ褒めすぎない)
褒めるのも大事ですが、最初に褒めすぎると
本人が照れて話が止まることがあります。
まずは「そうなんだ」で受け止める。
③⏳ 10分で終わる
長いと疲れるので、短く続ける方が成功します。
🧩 家庭内インタビューの基本構成(これだけでOK)
インタビューはこの順番が一番やりやすいです。
好き・得意(気持ち)
できた経験(事実)
助かったこと(周囲の視点)
しんどい場面(条件)
助けがあるとできる(環境)
強みは「能力」だけじゃなく、
条件が揃うと発揮される力でもあります。
🎤 質問テンプレ10選(そのまま使えます)
本人が答えやすいように、質問は短く・具体的に。
🌱 好き・得意を引き出す
「やってて時間を忘れることってある?」
「人に頼まれたら意外とやれちゃうことって何?」
「最近“ちょっと嬉しかった”ことは?」
✅ できた経験を拾う
「最近“できた”って思ったのはどれ?」
「前より楽になったことってある?」
「誰かに感謝されたこと、覚えてる?」
🤝 周囲が助かった視点を入れる
「家で助かってることって何があると思う?」
「周りから褒められたことって何だった?」
🧊 条件(強みが出る環境)を見つける
「どんな時だとやりやすい?(静か/一人/順番が決まってる等)」
「逆に、どんな時だと一気にしんどくなる?」
🔍 強みを“言語化”するコツは「動詞」で書く
強みを言語化するとき、形容詞(優しい、真面目)だけだと伝わりにくいです。
おすすめは 動詞にする こと。
例)
優しい →「困っている人に声をかけられる」
真面目 →「決まった手順を守れる」
こだわりがある →「品質を揃えることに気づける」
不安が強い →「確認を大切にできる」
遅い →「丁寧に仕上げられる」
動詞にすると、支援者や企業にも“業務に落ちる情報”になります。
🧠 さらに精度が上がる「エピソードの型」
強みを伝える時は、これをセットにすると最強です。
場面:いつ/どこで
行動:何をした
結果:どうなった
条件:何があるとできた
例)
「朝は弱いけど、前日に服を準備しておくと起きて動ける」
→これも立派な“自己管理の強み”です。
🌈 強みは“自信”を作る材料になる
強みを言語化できると、良いことが起こります。
本人が「自分にもできる」が増える
支援者が合う支援を提案しやすくなる
職場で活かせる仕事設計ができる
就労への不安が少し軽くなる
強みは、未来の道具です。
✅ 今日からできる小さな一歩(家庭で10分)
今日、質問を1つだけしてみる(テンプレからでOK)
答えを“そのままメモ”する(きれいな文章不要)
形容詞→動詞に言い換えてみる(例:真面目→手順を守れる)
焦らなくて大丈夫。
強みは、家庭の中にすでにたくさんあります。拾って言葉にしていきましょう。